専門ユニット2/山内研セミナー(2023/10/03)
関連サイトと資料
Minicondaのインストール
- 「関連サイトと資料」にある「Miniconda ダウンロードサイト」から、Miniconda3(Python3.9, 64-bit)をダウンロードして、インストールを行う。









Visual Studio Codeのインストール
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「関連サイトと資料」にある「Visual Studio Code – コード エディター | Microsoft Azure」から、VSCode(Windows, 64-bit, User
Installer)の最新版をダウンロードして、インストールを行う。


Visual Studio Codeの日本語化
- VSCodeの一番左側の上から5番目のアイコンをクリックする。

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すると、Extensionsの一覧とキーワードを入力するためのテキストボックスが表示される。

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テキストボックスに「jap」と入力すると、Extensionsの一覧の一番上が「Japanese
Language Pack for V...」になるのでその「Install」ボタンをクリックする。

- しばらく待つと、以下の図のようになるのでVSCodeを終了する。

- 再度VSCodeを起動すると、以下の図のように日本語化が完了している。

Visual Studio CodeのPythonプラグインのインストール
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VSCodeの一番左側の上から5番目のアイコンをクリックすると、日本語パッケージがインストールされていることがわかる。

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テキストボックスに「python」と入力すると、MicrosoftのPythonプラグインが最初に表示されるので、その「Install」ボタンをクリックする。

- しばらく待つと、以下の図のようになるのでVSCodeを終了する。

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再度VSCodeを起動すると、以下の図のようにPythonプラグインのインストールが完了している。

Visual Studio CodeのターミナルをPowershellからコマンドプロンプトに変更する
個人的な体験談で恐縮ですが、ターミナルをデフォルトのPowershellのまま使用していると、動作が不安定になることが多い気がします。
そこで、昔からあるコマンドプロンプトに変更しましょう。
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まず、メニューの「ファイル」→「ユーザー設定」→「設定」を選択します。すると、以下の図のような画面になります。

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上部のテキストボックスに「terminal.integrated.shell」と入力します。下部にはその関連項目が表示されるので、
その中から「Terminal > Integrated > Default Profile:Windows」という項目を探します。
当該項目のリストボックスから「Command Prompt」を選択します。


Minicondaにおける仮想環境の作成とJupyterのインストール
- 下の図の赤丸をクリックして、コマンドプロンプトを開いてください。
- 下の図のように、コマンド「conda create -n seminar2 python=3.10」と入力して、エンターキーを押してください。
後で「Proceed ([y]/n)?」と聞いてくるので、「y」と入力してエンターキーを押してください。
- 仮想環境の作成が完了したら、「conda activate seminar2」と入力して、エンターキーを押してください。
プロンプトの左側のカッコの中の表示が「base」から「seminar2」に変化し、仮想環境「seminar2」に入ったことを示しています。
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仮想環境「seminar2」で、「pip install jupyter」と入力して、エンターキーを押してください。
大学で作業をしている時には、「pip install jupyter --proxy=ccproxy2.kanagawa-it.ac.jp:10080」と入力してください。
プログラムを作って実行してみる
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「ドキュメント」フォルダーの下の「Python
Scripts」フォルダーに「seminar2」フォルダーを作成します。そして、その下に「20221004」フォルダーを作成します。
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メニュー「ファイル」→「フォルダーを開く」をクリックし、「20221004」フォルダーを開きます。

- VSCodeでpythonのソースファイルが存在するフォルダを開き、メニュー「表示」-「コマンドパレット...」を選択してコマンドパレットを表示する。
- 上部のテキストボックスに「select」と入力し、表示されたコマンドの中から「Python: Select Interpreter」をクリックする。
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表示されるpythonの中から、「('seminar2': conda)」をクリックする。
「('seminar2': conda)」が表示されていない場合は、右上の円状の矢印をクリックする。
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「20221004」にマウスカーソルを近づけると、4つのアイコンが表示されます。
この中から一番左側のアイコンをクリックすると、テキストボックスが表示されます。
このテキストボックスの中に、新規作成するpythonのソースコードのファイル名(test1.py)を入力してエンターキーを押します。

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すると、右側にtest1.pyというタイトルのウィンドウが新規作成されます。
以下の図のように、プログラムを1行入力してメニュー「ファイル」→「保存」を選択します。

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メニュー「実行」-「デバッグなしで実行」をクリックすると、以下の図のように実行することができます。
実行結果は、右下の「ターミナル」に表示されます。

Jupyter Notebookの使用方法
- メニュー「ファイル」-「フォルダを開く...」を選択し、作業フォルダーを開く。
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下図のようなダイアログが表示された場合には、
赤丸の箇所にチェックを入れ、青い矩形で囲まれたボタンをクリックします。
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メニュー「表示」-「コマンドパレット...」を選択し、
表示される選択リスト上部のテキストボックスに「jupyter」と入力します。
すると、「Create New Jupyter Notebook」という項目が表示されるので、
クリックします。
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すると、下図のような新しいNotebookが作成されます。
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右端の「カーネルの選択」をクリックし、表示される選択リストから「seminar2」をクリックします。

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青い枠の中に、「print('hello jupyter')」と入力します。
そして、青い枠の左側にある実行ボタンをクリックします。
すると、青い枠の下に実行結果が表示されます。

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メニュー「ファイル」-「名前を付けて保存...」を選択し、表示されるダイアログで拡張子「.ipynb」の前の部分を変更する。